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『アメリカン・ビート2』
- 2018/09/14(Fri) -
ボブ・グリーン 『アメリカン・ビート2』(河出文庫)、読了。

地元のブックオフで見つけて、懐かしい名前に買ってしまいました。

新聞社に所属するコラムニスト・・・・という職業が、
日本にはない(と思う)ので、どういう仕事ぶりなのか想像がつきません。
記者なら、事件とか社会的に影響が大きい話題を取材して記事にしたり、
論説委員なら、社説を書いたり、何となく日々の仕事が想像できるのですが、
コラムニストの取材って・・・・・。
(そういえば、論説委員ってアメリカにも居るのでしょうか?日本独特?)

もちろん、基本は取材してコラムを書くということなのでしょうけれど、
その取材のテーマって、どうやって決めてるんだろう?とか、
どうやって取材相手を見つけているんだろう?とか、
そもそも取材テーマと取材相手のどちらを先に見つけてくるんだろう?とか
基本的な疑問がいろいろ出てきます。

コラムの中で、断片的にこれらの疑問に答えているというか、
著者が取材の様子を明らかにしてくれる回があるので
なんとなく想像できる部分もありながら、でも、毎回毎回、どうやってコラムを作っていく、
言い方を変えれば、紙面を埋めていく作業ができるのだろうかというのが
やっぱり気になります。

自分自身には、務まらないだろうなぁと思ってしまいます。
毎回の紙面をどうやって埋めるか、テーマが見つからなかったらどうするのか、
取材に対応してくれる人が見つからなかったらどうするのか、
不安で仕方がないと思います。

そんな雑念ばかりで読書していたわけではないのですが(苦笑)、
コラムに出てくる話題が、ショッピングモールをうろつく少年だったり、ドン・ファン少年だったり、
エルヴィス・プレスリーだったり、連続殺人事件に慄く住民だったり、
とにかく様々な「アメリカ人」が登場してくるので、
どうやったら、有名人から一般人まで、こんなに幅広な人々に目が向けられるのだろうか、
インタビューを受け馴れている人から、全くの素人さんまで、どうやって話を引き出すのだろうかとか、
そういう職業技術的なところが気になって仕方ありませんでした。

それぐらい、様々な角度から知的好奇心を刺激してくれるコラム集でした。


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ボブ グリーン 井上 一馬

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