『萩・津和野・山口殺人ライン』
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- 2018/06/01(Fri) -
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西村京太郎 『萩・津和野・山口殺人ライン』(徳間ノベルズ)、読了。
何だか仕事が異様な立て混み具合で、 バタバタした日々を送っています。 というわけで、本を読む時間が寝る前ぐらいしかなく・・・・・。 本作ならパパっと読めるかな?と思って手に取ったのに、 結局、3日ぐらいかかってしまいました。 そういう、邪念が入った状態で選本したせいか、内容は全然ノレず・・・・でした。 とある殺人事件で、 犯人が持っていた6名の名前が載ったリスト。 その先頭に書かれていた人物が殺され、犯人の服役後に、2人目が殺された! ・・・・・・って、なんで最初の捜査の時に6名をしっかり確認しないのよ!? この事件に関しては、この疑問が全てでした。 警察の力を持ってすれば、戸籍で検索をかけるローラー作戦で絞り込めるでしょうに。 しかも、この6名が関与して法人組織まで作ってたというのですから、 なぜ当時、他の5人が「どこの誰か分からない」という結論で捜査が終わっていたのか意味不明。 そして、服役後に起きる事件に関しても、 ただ1人ずつ殺されていくだけで、そこにはトリックも人間描写もなく、 ただただ人が死んでいくだけです。 高杉晋作について書きたかったのでしょうけれど、 こんな事件とセットでは、全然、晋作の魅力が伝わってきませんでした。
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