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『配達あかずきん』
- 2018/05/16(Wed) -
大崎梢 『配達あかずきん』(創元推理文庫)、読了。

書店員が主人公の日常の謎解き。
謎解きよりも、お仕事小説の要素に期待して手に取りました。

冒頭、主人公のキャラクター紹介的なまくらの部分で、
お客様が主人公に本探しを依頼するシーン。
タイトルや著者名、出版社名が分からないだけでなく、
内容もあやふやな状態で本探しを依頼する客。こんな奴いるんかい!?と疑問噴出で、
主人公の本に対する愛情を見せるための過剰な演出ではないかと訝しみましたが、
著者は元書店員ということですから、こういうお客さまもいるんですかねぇ・・・・・。

というわけで、何となく主人公との距離が空いたまま読書はスタートしてしまいましたが、
お仕事小説としては、書店員の役割分担とかシフトとか、1日の業務の流れとか
そういうものが断片的にでも情報として分かるので、興味深かったです。

店頭のディスプレイコンテストとか、そういう販促戦略があるのねーという
出版社側の事情も分かったりして、面白かったです。

日常の謎の方は、ちょっと無理やりすぎないか?と思えるような
動機や犯行内容が多く、もう少しリアリティのある方が好みでした。

シリーズ化されているようなので、お仕事小説と割り切って
もう1冊読んでみようかな。


配達あかずきん 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)配達あかずきん 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)
大崎 梢

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