『自負のアリバイ』
- 2018/04/28(Sat) -
鮎川哲也 『自負のアリバイ』(角川文庫)、読了。

父の本棚にあった古本。
サスペンスの短編集です。

どの作品も犯罪者側の目線で描かれており、
犯行に至った経緯がまず描かれ、アリバイトリックを検討する経緯があり、
そして実行、しかし、アリバイが崩れ逮捕に至る・・・・・。

動機については男と女の間の問題がほとんどで
正直、こんなことで人を殺すなよ・・・・・というものばかりです。
トリックも、こんな計画でよく人を殺そうと思い立てるな・・・・という感じで、
犯人には共感できません。

その分、この短編集は、トリックが崩れる部分、いわゆるどんでん返しの部分を
楽しむべきなのかなと思います。

前半に収められていた作品のトリック崩れは、
結構面白かったです。
そんなことで、計画にボロが出ちゃうんだなぁという着眼点が面白かったです。

後半は、どちらかというと、犯人側の計画不十分さ、雑な準備が
裏目に出ただけなように思えて、切れ味はイマイチでした。


自負のアリバイ―鮎川哲也名作選13 (1979年) (角川文庫)自負のアリバイ―鮎川哲也名作選13 (1979年) (角川文庫)
鮎川 哲也

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