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『FISH!』
- 2018/04/15(Sun) -
スティーブン・C・ランディン、ハリー・ポール、ジョン・クリステンセン 『FISH!』(早川書房)、読了。

会社の中で「ゴミ溜め」と呼ばれる部署を率いることになった主人公。
どうやって、この部署を変革するかのヒントを、魚市場で学ぶ・・・・・。

お魚が好きなので、何となくタイトルに惹かれて買ってみました。
ビジネス本なのにとても薄いので、普段なら買わないのですが。

職場にやりがいや活気というものを取り戻す方法についてを書いているのですが、
魚市場に学ぶべき活気があることは、確かにそうだと思います。

ただ、本作に登場する魚市場が実在するようだと分かり検索してみたのですが、
魚を投げるというパフォーマンスが、どうにも受け入れられませんでした。

商品を投げるということ、
生き物(だったもの)を投げるということ、
食べ物を投げるということ、
食べ物の扱い方として投げることが美味しさを毀損することさえあれ
美味しくなることはないだろうということ、
これらの観点で、どうにも共感できませんでした。
頭で考えるというよりは、感情的、生理的にダメという感じです。

肝心の改革ストーリーの方も、
ゴミ溜めの社員たちが、「改革しよう!」の声に、あまり拒否反応を示さなかったところに
リアリティがないなぁ・・・・・と思ってしまいました。
こういう職場には、ガッツリ抵抗勢力がいるはずですから。
そうでなければ、社内でみんなから批判される部署であり続けるのって
しんどくてできないと思うんですよね。

リアル世界に存在する魚市場には共感できず、
創作部分の会社の在り様にはリアリティが感じられず、
乗り切れないまま短い作品だったので読み終わってしまいました。


フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
スティーヴン・C・ ランディン ジョン・クリステンセン ハリー・ポール 相原 真理子

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