『怖い話と短い話』
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- 2018/04/15(Sun) -
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結城昌治 『怖い話と短い話』(中公文庫)、読了。
手元にあったので息抜きに読んでみましたが、 うーん、ピンとこない話がほとんどでした。 このタイトルだと、阿刀田高や星新一のレベルを求めちゃいますが、 最後の3行で斬って落とす爽快感が圧倒的に足りないです。 トリックのある話は、「え、そんな呆気ないもので!?」と思っちゃいますし、 アリバイが崩れる展開では、「それは油断し過ぎじゃない?」みたいな。 そもそも、人を殺そうとか貶めようとする動機や実行に移すきっかけが あまりにも杜撰というか、幼稚というか。 共感も面白みも爽快さも、 どれも中途半端な感じでした。
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