『私と岩波文庫』
- 2018/04/07(Sat) -
岩波文庫編集部 『私と岩波文庫』(岩波文庫)、読了。

こちらも祖父の本棚から。
丸善のスタンプが押されているので
店頭でいただいてきたのでしょうか。

祖父は「岩波文庫が揃っている本屋は一流、買取なんだから」というのが口癖でした。
そして、そういう「一流」の本屋の中でも、丸善がお気に入りでした。
丸善で舶来物のコンパスとか買ってきてくれたことを覚えています。
確かに、使いやすかったです。

閑話休題。

本作は、文学少年少女だったと思わしき中高年の面々が
自分の岩波文庫の思い出を、1つの作品をピックアップして語っています。

基本、文章の装飾が過多と言いますか、
感情がダダ洩れと言いますか、ちょっと重い作文が多いです。
800字に詰め込むために、削るのではなく圧縮してしまうという
プロの文章との違いを感じる一冊でした。

気になったのは、岩波文庫は安かったから買えたということ。
そういう観点で岩波文庫を眺めたことがなかったので、
へぇ~という思いでした。
星の数で価格が把握できるようになっているんですね。

古典だから著作権がないのと、
やっぱり買取だからというのが大きいんですかね。
でも、古典だから流行り廃りの幅が小さくて、
買取制度にできるというスキームなのでしょうね。
勉強になりました。

非売品だからか、Amazonでは出てきませんでした。


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