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『男たちのYAMATO』
- 2018/03/29(Thu) -
『男たちのYAMATO』

公開当時、原寸大で再現された戦艦大和のニュースが流れていましたが、
まさに、戦艦大和が動いている姿を見せるための映画であり、
それ以上のものがないような印象でした。

終盤の1時間、戦艦大和の最後の戦いのシーンが劇的に描かれていますが、
その再現性というか、迫力が凄かったです。
砲撃を受けたときの粉砕の様子、煙や埃のあがりかた、被弾した時の血の吹き出し方、
どれもリアルで、目が離せませんでした。

ただ、実際に戦争に従軍していた人たちには、見てほしくないなぁと感じました。
なんだか、歴史の記録とか、戦争へのメッセージ発信とかよりも
如何にリアルに見せるかというエンターテイメント性の方が重視されているようで、
なんだか興味本位で戦争体験者の悲しい記憶をほじくり返しているのではないだろうかと
不安になりました。

そういう気持ちになるのは、結局、本作が何を伝えたかったのかが
ピンとこなかったからだと思います。
戦死とか特攻とか、そういうシーンを描くことで、1人1人の悲惨な最期や
残された人の哀しみのようなものは描いていますが、
あくまで個人的な悲しみしか描いておらず、日本として、国家としてというような
大局観のない映画だなぁ・・・・・という物足りなさ。

凄い迫力だったね!で感想が終わってしまいました。

役者さんの演技は良かったけど、
脚本がイマイチで、シーンが立ち上がってこなかったのが残念。


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