『ボクの京大物語』
- 2018/03/14(Wed) -
森毅 『ボクの京大物語』(福武書店)、読了。

京大数学の森先生の本。
数学好きだった祖父がファンだったので、
地元の図書館のリサイクルフェアで見つけて、いただいてきました。

てっきり、数学の授業のエピソードや、京大という組織の内輪話とか
そういうものが書かれているのかなと思いきや、
なんと丸々学生運動の話でございました(苦笑)。

大学当局側の人間として、暴れまくる学生たちと対峙しながら、
時には裏で手を握ったり、一緒にデモをしてたり、
なんだかキツネにつままれたような話も盛沢山。
森先生のキャラクターから来る、フワフワした変な感覚が味わえます。

当時、運動に関わっていた人からすると、
懐かしく、かつ大学当局側からの貴重な記録資料ということになるのでしょうけれど、
学生運動も終焉し、しばらくしてから生まれたような私の世代にとっては、
「この人たちは、一体、毎日何やってんだ?」という根本的なところが
理解できないところでもあります。

この熱狂は、当時を知る人じゃないと、分からないのではないでしょうか。
そして、本作が持つ価値も、当時、渦中にいた人にしか分からないような気もします。

あの時代って、何だったんでしょうね。


ボクの京大物語ボクの京大物語
森 毅

福武書店 1992-07
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