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『宮島・伝説の愛と死』
- 2018/03/16(Fri) -
西村京太郎 『宮島・伝説の愛と死』(新潮文庫)、読了。

息抜きに十津川警部。

本作では、殺された主婦の息子の目線で話が展開していき、
これまで読んだ十津川警部シリーズとは何だかちょっと印象が違いました。

この大学生の息子、彼女?にせっつかれて
殺された理由が掴めるかもしれないと、宮島まで2人で出かけてみるのですが、
おいおい、そんな行き当たりばったりな行動で調査してるつもりかい?てな感じ。

ところが、偶然にもトラブルに巻き込まれ、
それが母の過去と繋がる出来事だったという僥倖。
しかも、その場面に十津川警部が密かに送った刑事も居合わせるという
「なんだ、その都合の良い展開は~!」(苦笑)。

まぁ、過去に読んだ作品でも、似たり寄ったりのご都合主義なので、
このシリーズは、そんなものなのかもしれませんね。

と、批判ばかり書き連ねてしまいましたが、
なぜか本作は面白く感じたんですよねー。

一つは、殺人の動機を知りたいという部分、
そしてもう一つは、宮島という土地の特殊性。

前者は、正直、こんな動機があるのかいな?しかも21年越しに・・・・というもので
あまり納得感はなかったですが、
後者の方は、観光地に生きる人々の姿が、興味深かったです。

トラベルミステリーとは、結局、そういう市井を描いている部分を
楽しむべき作品なのかもしれませんね。


宮島・伝説の愛と死 (新潮文庫)宮島・伝説の愛と死 (新潮文庫)
西村 京太郎

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