『花の賭』
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- 2018/03/06(Tue) -
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高木彬光 『花の賭』(角川文庫)、通読。
実家にあった古い本。 検事を主人公にした短編が4つ入っています。 検事の世界ってあまり知らないのですが、 警察の捜査段階から現場に首を突っ込んでくるものなのですか? これでは、分権の意味がないように思いますが・・・・。 小説の世界の中のお話なのでしょうか。 そして、時代を感じさせる記述もところどころに。 銃を奪った少年が立て続けに無関係の人を殺したような場合、 その犯人は生まれながらに救いのない精神病患者であり、 先祖以来の血に流れている犯罪者的素質の遺伝がある・・・・・とか 心で思っている人はたくさんいるかもしれませんが、 言ってはいけない、書いてはいけない、危ない言葉だと思います。今なら。 いろいろ、そういうところが気になって、 あまり物語が頭に入ってきませんでした。
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