『この国を出よ』
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- 2018/03/02(Fri) -
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大前研一、柳井正 『この国を出よ』(小学館)、読了。
発売当時、かなり売れていた記憶があったのですが、 読んでみたら、それほど特長的な部分がないように思いました。 大前さんと柳井さんの文章が交互に語られるので、 対談という訳ではなく、 一応、お互いの文章の内容を受けて次の文章が書かれているようですが、 それほど相乗効果が生まれているようには思えませんでした。 もちろん、経営コンサルタントや大企業経営者の言葉として 刺さるものは見られますが、この2人の合作という形であえて出版するほどの 内容だったのかというと、イマイチでした。 それぞれが本を出した方が、 もっと体系的に言いたいことが書けたのではないかなという気がします。 読んでいくと、結構、当時の民主党政権への批判が並んでいるので、 有名経営者が現行政権を強く批判したという点で その当時はウケたのかもしれませんね。 今となっては・・・・・ですけれど。 ユニクロの人材教育システムなどの 具体的な経営論のところは興味深く読みました。
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