『税務署員だけのヒミツの節税術』
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- 2018/01/14(Sun) -
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大村大次郎 『税務署員だけのヒミツの節税術』(中公新書ラクレ)、読了。
『あらゆる領収証は経費で落とせる』とセットで買ってきました。 節税術というか、税務のごまかし方の指南書(苦笑)。 前作は、「そこまで言っちゃいますか」という新鮮さがありましたが、 2作目となるとそこまでの衝撃もなく。 100%経費処理できる共済の話とかは 単純に勉強になりましたが、 基本的な節税のノウハウは前作と一緒だったので再読しているような印象でした。 ただ、税務の考え方や税務署の事業方針自体は、 なかなか興味深い世界だなと思います。 そもそも、政府の考える政策が実現できるように国民の行動を促そうとすると 減税というような方策が登場してくるわけで、 一方で、財源獲得のための増税は国民の反発を最小限にするラインを狙うとか、 こういう税務と政策の両方をにらんで行う政治の駆け引きみたいなところが、 税務の一番面白いところなのかなと思います。 そういう複雑な側面を抱える税務の勉強は、簡単じゃないので これまで手を付けずにきましたが、 きちんと学んでみると、「国家の運営をどうするか」というような大局的な視点が登場してきて 面白そうだなと思います。 どうやって手を付けようか・・・・・・と悩むところです。
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