『起業家2.0』
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- 2017/12/26(Tue) -
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佐々木俊尚 『起業家2.0』(小学館)、読了。
ITベンチャー9組の起業ストーリーを紹介した本。 冒頭がエニグモの物語だったので、 「あぁ、読んだことある話だなぁ・・・・」と思って、 新鮮味を感じられなかったのですが、 それは、次のミクシィまででした。 それ以降は、あまり知らないベンチャー企業の話だったので、 読み進めるほど、だんだんと興味が湧いてくる感じでした。 特に本作では、起業のプロセスの話だけでなく、 起業家が生まれてきたバックグラウンドまで掘り下げていて 家庭の話とか教育の話とか、興味深かったです。 そして、紹介されている9つの企業は、 そのまま現在も同じ事業を続けている会社もあれば、 事業内容が変わったり、企業名自体が変わったりしているところもあるようで、 ITビジネスの柔軟性というか、スピードの速さが 10年前に書かれたこの本を通しても、良く分かります。 著者の本って、ちょっと目が醒めているようで苦手意識があったのですが、 本作のようなインタビューに近い取材形式だと、 その冷静さが味のある分析になって、良い作品に仕上がっているなと感じました。
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