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『驕るなかれ』
- 2017/11/24(Fri) -
中村幸昭 『驕るなかれ』(中部経済新聞社)、読了。

三重県下では言わずと知れた鳥羽水族館の創設者であり名誉館長さん。
その自伝です。

さぞ、お魚話満載なんだろうな~と軽い気持ちで読み始めたら、
なんと、銀座で洋品店をしたり、バーを開いたり、果ては朝日新聞の記者をやったりと、
思いがけない経歴の持ち主でした。

単なるお魚大好きオジサンなのではなく、
この方は、真の実業家ですね。

世の流れを読み、自分の立ち位置を把握し、
自分にできる最大限の商売をタイムリーに行うという、まさに実業家精神の塊です。
そして、渋沢一族である渋沢敬三氏の支援も受けて、
鳥羽水族館を開設します。

高級魚問屋の延長線上にあった初期の施設から、
どんどんと増築を繰り返し、本館を作り、魚の病院を作り、新館を作り、
現在の日本最大級の水族館に育て上げるという情熱。
この巨大なプロジェクトにおいて、全ての局面で陣頭指揮を執ってきた著者。
そのエネルギーには頭が下がります。

川喜田半泥子氏の評伝を読んだ時と同じような興奮を味わえる、
まさに行動力に満ちた三重県の星の物語でした。


驕るなかれ―鳥羽水族館・夢とロマンの半世紀驕るなかれ―鳥羽水族館・夢とロマンの半世紀
中村幸昭

中部経済新聞社 2005-08
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