『そろそろくる』
- 2017/10/12(Thu) -
中島たい子 『そろそろくる』(集英社文庫)、読了。

月経小説という新ジャンル!?(笑)

女性の月経というイベントについて
ここまで真正面から描いた作品に初めて出会いました。

PMS(月経前症候群)というワードを使って、
女性特有のイライラや急な涙などの情緒不安定なところや
発熱、腹痛といった肉体的な変調と格闘する女性たちの姿を描いています。

女性のストレスの在り様とか、変に客観的に世の中を見ているところとか、
『漢方小説』のときにも上手いなぁと感じた描写が今回もふんだんに。

PMSをちょっと誇張して書きながらも、でも、共感できる範囲にとどめていて、
30代、独身、彼氏なし、みたいな女性を、その本の題材を上手く使って
分かりやすく描く人だなぁと改めて感じました。

独身女性にとって、親友の存在みたいなものが、
独身を独身のまま居させてしまう理由の1つではないかと思うのですが、
本作でも、ニンニンさんなど、素敵な友達が居て、
いいなぁ・・・・・と素直に思ってしまいました。

他の作品も読んでみたい作家さんとなりました。


そろそろくる (集英社文庫)そろそろくる (集英社文庫)
中島たい子

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そろそろくる 中島たい子 PMSと向き合うイラストレーターの恋。 三十歳を過ぎたイラストレーターの私。仕事もちょっとうまくいかないが、癇癪、イライラ、過食、この状態って最悪。原因は……。PMSと折りあっていこうとする女性の恋をユーモラスに描く。 そろそろくる (集英社文庫) …
2017/10/20 15:29  吾輩と旅と副業 ▲ top

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