『ふしぎなキリスト教』
- 2017/10/03(Tue) -
橋爪大三郎、大澤真幸 『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)、読了。

先日読んだキリスト教解説の本が肩透かしだったので、
出版後に話題になっていた本作に挑戦。

分かりやすいという感想以外にも
間違いが多すぎるという指摘が多いという問題作です。

まずは、批判を読まないまま、本作の方を読んでみました。

いつも通り、橋爪センセの、本来の定義や意味合いとは異なる視点からの
新たな定義づけだったり、切り口を替えた意味づけだったりで、
キリスト教の教義や意義を語ってくれるので、
キリスト教にどうしても馴染みが持てない自分としては
「そういうことか!」と理解が進んだような気持になりました。

キリスト教を信仰している方や、キリスト教を研究している方からすると
「その解釈は間違っている!」「そんなぞんざいな物言いをするな!」と
怒りたくなってしまうところもあるのでしょうけれど、
キリスト教アレルギーがある人間が読むには、
これぐらいの解説の方が頭にすんなり入ってくる感じです。

ちょっと、大澤真幸氏が対談においてはしゃぎ過ぎな印象もありますが、
キリスト教の思想に大きな声で突っ込みを入れたくてしょうがないという本心が
モロに出ちゃっている感じです。
それに対して橋本センセが、「まぁまぁ、こういう考えなんだから仕方がないじゃない」
とクールダウンさせるキャラ付けになっています。

その躁状態で口走る内容と、クールダウンさせるために行う解釈の
両方が、キリスト教を崇める方々には癪に障るのでしょうね。
かなり上から目線で両氏ともキリスト教を語ってますから。

読み終わってから、「ふしぎなキリスト教×間違い」で検索したら、
見事な間違い指摘の一覧表が出てきて、
結局、キリスト教側の人々も、この本を間違い探しのレクリエーションとして楽しんでるじゃない(爆)
という歪んだ感想を持ってしまいました・・・・・・・・すみません。


ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
橋爪 大三郎 大澤 真幸

講談社 2011-05-18
売り上げランキング : 17949

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ


関連記事
この記事のURL |  橋爪大三郎 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『ビジネスマンのための法務力』 | メイン | 『何者』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/5348-2a985244
| メイン |