『築地を考える人』
- 2017/09/20(Wed) -
月間ソトコト編集部 『築地を考える人』(木楽舎)、読了。

未だに先行きが見えない築地移転問題。
石原都知事の時代から、あーだこーだとやっていますが、
本作は、その当時に発刊されたもの。

築地の関係者の生の声が聞けるのかなと期待したのですが、
冒頭の対談で登場したのは、建築家の隈研吾氏と生物学者の福岡伸一氏。

その後も、建築家とか作家とか批評家とか寄稿が続き、
築地の仲卸や干物生産者、寿司屋などが登場してくるのは後半です。

なんじゃ、この構成は!(怒)
築地のことなんだから、築地の人の声を拾わんかい!!と思ってしまいました。

地方の過疎地の展望を、地元の人に聞くのではなく
移住促進NPOとか古民家リフォーム業者とかに聞いている感じ。
あ、ソトコト編集部だから、それが王道の取材スタイルなのか。

豊洲移転推進派、反対派、それぞれの立場の当事者の声を
もっと読んでみたかったです。
もっと「魚の流通」という基本的な話を聞いてみたかったです。
築地市場の建物の価値とかいう話の前に。

日本橋から築地への移転も揉めてたようで、
その時は、関東大震災が起きたために移転せざるを得ない状況に追い込まれたようですが、
東日本大震災を築地は乗り切ってしまったがために、
移転で揉める余裕を得てしまったのかもしれませんね。


築地を考える人―世界を動かす魚市場におくる52人のメッセージ築地を考える人―世界を動かす魚市場におくる52人のメッセージ
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