『持ってる人が持っている共通点』
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- 2017/08/24(Thu) -
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小笹芳央 『持ってる人が持っている共通点』(幻冬舎新書)、通読。
小笹さんって、こんな表面的な話をする人だったっけ?と 思ってしまうほど、浅い感じの本でした。 ハンカチ王子の発言で一気に広がった「持っている」という言葉、 その言葉が送られるような人は、どういう人なのかということを、 主にアスリートの活躍シーンとともに分析した本。 ・・・・・でも、「分析」というほど深くはないかも。 そういうシーンを「振り返った」という程度ですね。 共通点のあぶり出しも中途半端だし、 結局、何をして、どういう状態に至れば「持っている」人になれるのか この本では糸口がつかめないように思えました。 私の考えからすると、「持っている」というのは、 しっかりとした分析と計画の元に、日々努力を重ねた人が、 その成果を発揮した際に、これらの努力を照れ隠しでごまかすための言葉が 自分は「持っている」という表現だと思ってます。 イチローにしても、本田にしても、ハンカチ王子にしても、 不断の努力をしてこその活躍であり、そこから得た自信があるので、 自分自身のことを「持ってる」と冗談交じりに言えるのだと思います。 そして、それは、「努力の賜物です」というクソ真面目なコメントを言わないための 照れ隠しなのでありまして、「持ってる」とう表現を 一生懸命分析するのも間抜けな話ではないかと思ってしまいます。 「持ってる」人が、陰でどのような努力を積み重ねているか、 結局、大事なのはそこだと思います。 そして、自分には何ができるか、ですね。
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