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『あだ名は村長』
- 2017/08/21(Mon) -
稲守久生 『あだ名は村長』(タイムズ出版)、読了。

「農業と農村改革にかけた半生記」というサブタイトルだったので、
農業にまつわる話が読めると思って買ったのですが、
いきなり冒頭50ページにわたる祝辞の数々。
どうやら、叙勲を機に本作を書いたようです(苦笑)。

で、肝心の本文ですが、著者が経験したことを
時系列でズラズラと書いているだけで、
正直、ネット検索したら、これぐらい出てくるんじゃないの?というレベルで
小学生の日記みたいです。

当事者だからこそ書けること、当事者だからこそ記録すべきことがあるだろうにと
思ってしまうのですが、なんせ叙勲記念ですから。

誘致運動で敗北したゴミペレット処理場が爆発事故を起こしたことに触れて
「うちに来なくてよかった」なんて書いてしまう神経も分かりません。
たしか消防士が3名ほど亡くなっている事故のはずです。
殉職者が出ているのに、市議の立場でこの言いぐさはないと思います。

三重県津市の頑張った人の話を知ることができるのかと期待したのに
とてもガッカリさせられた本でした。


あだ名は村長―農業と農村改革にかけた半生記あだ名は村長―農業と農村改革にかけた半生記
稲守久生

タイムズ出版 2007-07
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