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『さよなら、そしてこんにちは』
- 2017/08/18(Fri) -
荻原浩 『さよなら、そしてこんにちは』(光文社文庫)、読了。

タイトルと表紙絵から、
ハートウォーミング系の小説かな?と思い買ってきたのですが、
中身は、コメディタッチのお仕事小説短編集でした。

冒頭に収録されたお話が葬式屋の社員が主人公だったため、
このようなタイトルになったようです。

葬儀屋、新規就農者、スーパーの食品担当、主婦、寿司職人、料理家、僧侶、
こういう人たちの日常が描かれますが、
どの主人公も、自分の職業には肯定的な感情を持ちつつも、
目の前の利益に対して自分の信念がブレるところがあるので、
お仕事小説としては頼りない面々です(苦笑)。

ま、短編小説ですから、頼りない人間がちょっとした勇気ある行動で
困難を回避するもしくは乗り越えるというのが
扱いやすいのかもしれませんが、あまり気持ちが入っていけませんでした。
こんな程度で成り立つ職業なのか・・・・と思えてしまったり。

やっぱりお仕事小説は、長編の成長物語もしくは異才の物語が
読みごたえがありますよね~。

ま、お気楽読書にはちょうど良いかもしれません。


さよなら、そしてこんにちは (光文社文庫)さよなら、そしてこんにちは (光文社文庫)
荻原 浩

光文社 2010-11-11
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