『ホテルオークラ総料理長の美食帖』
- 2017/08/06(Sun) -
根岸規雄 『ホテルオークラ総料理長の美食帖』(新潮新書)、読了。

料理人の世界ってあんまり興味なかったのですが、
先日、三國シェフの講演会を聞かせていただく機会があり、
ホテルを舞台にした一流シェフの活躍というものを
覗いてみたいなという気持ちで手に取りました。

料理人というのは、基本的に、美食に対する個人の熱い思いで
なった人が多いと思うのですが、
その極致の一つが一流ホテルの総料理長という立場であり、
それは一転して組織力の塊のトップになるということです。
この料理人という個人と、総料理長という組織力との
対極にあるような存在が面白いなと感じました。

ただ、よくよく読んでいくと、
一流ホテルの総料理長になるような人は、
料理人人生のスタートの時点からホテルの厨房に入る人がほとんどなようで、
そういう意味では、最初から組織人として歩み始めるということ。

オーナーシェフとして自分の店を持つ料理人と、
巨大な一流ホテルの総料理長になる料理人とは、
最初からジャンルが違うということなのでしょうか。
それとも、ホテルで修行して自分の店を持つ料理人もたくさんいることから、
どこかで分岐点が訪れるのでしょうか。

本作は、それが趣旨の本ではないので(苦笑)、
そこまでは分かりませんでしたが、
料理人そのものよりも、巨大ホテルの組織機構の方に興味がある私としては、
料理人の人生設計というか、人生の転機みたいなものを
何人かを比較する形で読んでみたいなと思ってしまいました。

相当マニアックな本になりそうですが・・・・・・。


ホテルオークラ総料理長の美食帖 (新潮新書)ホテルオークラ総料理長の美食帖 (新潮新書)
根岸 規雄

新潮社 2012-08-01
売り上げランキング : 326428

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ


関連記事
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『徳川慶喜-最後の将軍』 | メイン | 『釣師・釣場』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/5292-eb43e493
| メイン |