『バンブダンプ』
- 2017/08/04(Fri) -
田中小実昌 『バンブダンプ』(新潮社)、読了。

地元の図書館のリサイクルフェアで頂いてきた本。
自分からは買わなそうな本ですが、著者の名前でお試しに。

田中小実昌さんと言えば、
『笑う犬』で、内村さんが「新宿ゴールデン街の人々」のコントで演じていた
「コミさん」のモデルですよね。

初めてそのコントを見たときは、
「内村さん、こんなキャラの引き出しあったのか!?」と衝撃を受けましたが、
著作を読むのは今回が初めてです。
(ちなみに、あのコントはレギュラー陣総出で、長回しのコントだたから満足度高かった!)

小説のようでいて、著者の若い頃を描いたエッセイのような、中間的な色合いの作品。
朝鮮戦争の頃に、米軍基地で働いていたときの出来事が中心になっています。

でも、スムーズに話が展開していくわけではなく、
気が付くと変な場面に飛んでいたりして、
読み慣れないまま最後まで来てしまいました。

独特の文章というか、ストーリー構成というか、
ロジカルな展開を求めてはいけない人なのかな。
作品の中でも、アメリカと日本の間をウロウロしたり、
大学生なのか職にあぶれているのか曖昧だったり、
何をしている人なのか、捉えどころがありません。

まぁ、そういう曖昧な空間を楽しむための作品なのかもしれませんね。


バンブダンプバンブダンプ
田中 小実昌

新潮社 1997-04
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