『三重県のことば』
- 2017/07/24(Mon) -
平山輝男、大野真男、久野マリ子、丹羽一弥、大島一郎、久野真、杉村孝夫
                                『三重県のことば』(明治書院)、通読。

三重県の方言について書かれた本。
かなり専門的というか、解説文章は平易な日本語ですが
内容がマニアックなので、ところどころ拾い読みする形になりました。

まず三重県は、名古屋文化の北部、伊勢文化の中部、紀伊文化の南部、
大阪文化の西部と4つに分かれており、
言葉はもちろん異なりますが、食文化も土地柄もそれぞれ個性的で
1つの県としてはまとまりがない方かもしれません。
その分、県内を移動していて面白いですけどね。

私自身は、自分の出身地である中勢地区の
いわゆる「伊勢のナ言葉」と呼ばれる、
「あのなぁ、私なぁ、昨日なぁ、海に行ったんなぁ・・・・・」
という、なんとも気の抜けた呑気なリズムが心地よいのですが、
最近は、仕事で南部の方々とご一緒することが多くなったので、
尾鷲弁の「ごめんイー」とか、熊野弁の「楽しきってく」というような
語尾変化が可愛らしいなと思うようになりました。

本作でも書かれていますが、
リアス式海岸が広がる地域では、
浦々で言葉が複雑に変化していくというところもあり、
やっぱり、三重県は、穏やかだけど複雑なところが面白い文化圏だなぁと思います。


三重県のことば (日本のことばシリーズ)
三重県のことば (日本のことばシリーズ)平山 輝男 大野 真男 久野 マリ子 丹羽 一弥 大島 一郎 久野 真 杉村 孝夫

明治書院 2000-11-01
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