『読書について』
- 2017/07/15(Sat) -
ショウペンハウエル 『読書について』(岩波文庫)、読了。

いきなりお堅い本ですが、祖父の本棚から拝借。

哲学者の本なので、心してかかったのですが、
意外にも文章が非常に読みやすく、文意を取りやすいです。
ありがたや~。

私の場合、ついつい読書は気分転換というか時間つぶしというか
消費してお終いにしがちなのですが、
そんな態度ではいけないと反省させられました。

その著者が何について、何を考えたかを知るには及ばない。
彼がどのように思索したかを知るだけで充分である。


何を考えたかを知るにはすべての著作を読まねばならないが、
どのように思索したかを知るには1冊で充分ということのようです・・・・・。

しかし、物理的に全部読めば、何を考え方を知ることはできますが、
どのように思索したかは、読者自身が著者の思考を追体験しなければならず、
非常に負荷の高い読書となります。
そういう読み方をしなければ、読書の意味がないぞ!ということでしょう。

著者の姿勢に対しても、様々な批判を繰り広げていますが、
そんな批判ができるのは、まっとうな読書姿勢で書物に向き合う人の権利であり、
私には、そこまでの覚悟がないなぁと、反省しきりです。

短い文章の中で、簡潔に主張を行い、
ストレートに読者に分からせる、こういう書物が、名作なのでしょうね。


読書について 他二篇 (岩波文庫)読書について 他二篇 (岩波文庫)
ショウペンハウエル Arthur Schopenhauer

岩波書店 1983-07
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