『さすらい波太郎』
- 2017/06/23(Fri) -
高橋治 『さすらい波太郎 熊野灘対決』(読売新聞社)、通読。

「熊野灘対決」というサブタイトルに、
三重・和歌山沖での釣り対決のお話かぁ・・・・と思い買ったのですが、
男同士の戦いというよりも、横からチャチャを入れる女の方が目立っていて
全然、釣り対決っぽくないです・・・・・。

シリーズもののようで、登場人物たちの関係性もキャラクター説明も
必要最小限で冒頭に書かれているだけなので、
この作品から読み始めると、不案内です。

何より、文章が読みづらい。
主人公・波太郎の一人称で進んでいくのですが、
あまりにもアクが強くて、言葉が目を滑っていく感じです。

そして肝心の熊野灘対決は、
本の1/3あたりで終わってしまい、中盤から舞台はアメリカへ。
いろいろと想定外の読書でした。


さすらい波太郎―熊野灘対決さすらい波太郎―熊野灘対決
高橋 治

読売新聞 1994-08
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