『溺レル』
- 2017/05/26(Fri) -
川上弘美 『溺レル』(文春文庫)、読了。

たぶん、川上弘美らしい短編集になるのでしょう。
でも、私には苦手なジャンルでした。

どの短編も、出てくる女性に主体性がないというか、
なぜ、こんな男性に、現実世界から連れ去られてしまうのか、
そこが私には理解できない・・・・・。

ま、理性では理解できない世界だからこそ、
「溺レル」なのでしょうけど。

その流されていく情景は、読んでて違和感はないんです。
でも、共感できないというか、
自分ならこうはならないという思いがあるというか。
まぁ、自分もいざというときに理性が保てるかは分からないですが(苦笑)。

解説で、男性評論家が
「一緒に逃げてくれそうな女と言えば、ずばり、つまらない女に限る」
と断言していて、これは、本作を通して読んでみて、
あぁ、そういうものなのかもしれないなと、すんなり納得してしまいました。


溺レる (文春文庫)溺レる (文春文庫)
川上 弘美

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