『つるかめ助産院』
- 2017/04/06(Thu) -
小川糸 『つるかめ助産院』(集英社文庫)、読了。

旦那が失踪して1人になってしまった主人公。
以前、2人で来たことのある離島を訪れてみたところ、
妊娠が発覚し、そのまま島の助産院に住み着くことに・・・・・・。

主人公の行き当たりばったりな行動に、
現実逃避を夢見る人は共感できるかもしれませんが、
現実世界を生きる人には、「なんでいきなり離島に・・・・・・」という疑問が出る展開。

そして、離島についてからも、当てのない行動が続き、
優しい島民に出会ったからよかったものの、
南の島の人=誰にでも優しいという公式は、経験的に合ってますけど、
でも、それを前提にして無責任な行動を取るのは違うよなぁ・・・・と思ってしまします。

つるかめ助産院のような、自然分娩推奨で
環境も自然の流れの中で産みましょう!というスタイルは、
口コミプロモーションを上手くやれば、今の時代にヒットするかもしれませんね。
ま、その場合には、周囲の怪しい人たちを
もうちょっとどうにかしないといけない感じもしますが(苦笑)。

赤ちゃんの誕生にまつわる現代のファンタジーと言ってしまえば、
こういう、ふわふわとした物語もありかもしれませんね。

現実的に考えると、この主人公は、ちゃんとお母さんをやっていけるのかしら?と
不安を覚えるところもありますが、
ま、いざとなれば、人間は強いということですかね。


つるかめ助産院 (集英社文庫)つるかめ助産院 (集英社文庫)
小川 糸

集英社 2012-06-26
売り上げランキング : 22245

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『天才の通信簿』 | メイン | 『天才たちの値段』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/5169-83565470
| メイン |