『天才たちの値段』
- 2017/04/05(Wed) -
門井慶喜 『天才たちの値段』(文春文庫)、読了。

全く予備知識のない作品でしたが、
ブックオフで目にとまったので買ってみました。

美術探偵が主人公の短編集ということで、
主に美術品の真贋鑑定にまつわる話です。

美術品の歴史的な位置づけや、歴史の中での役割など
興味深い情報が多々ありました。

一方で、小説として考えると、
文章が頭に入って来にくいところがあり、
何度か戻って筋を確かめるという始末でした。
情報を詰め込み過ぎて、また主人公のキャラを作りこもうとし過ぎて、
文章が頭でっかちになってしまっているのではないかという気がします。

美術探偵と女子短大の美術講師のコンビが謎に挑むのですが、
基本的に、美術講師が最初の推理を展開し、
美術探偵が土壇場でそれをひっくり返すという流れで、
美術講師は完全にピエロなのですが、
2段階でプロットを考えるという手間暇は評価できると思います。

続編は・・・・・読むかなぁ?


天才たちの値段―美術探偵・神永美有 (文春文庫)天才たちの値段―美術探偵・神永美有 (文春文庫)
門井 慶喜

文藝春秋 2010-02-10
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