『まじめの罠』
- 2017/03/31(Fri) -
勝間和代 『まじめの罠』(光文社新書)、読了。

このところ、経済コメンテーターから、キワモノ系タレントに
扱いが変わってきているような感がある著者。

本作で論じている「まじめ」とは、ある目標に一心不乱に向かって行ってしまうこと。
目標に向かってまじめに努力した結果、トータルで見ると自分も周囲も悪い方向に
陥ってしまう行動のことを指しています。

著者の指摘する「まじめ」な行動は、
言われたとおりにまじめに実行するという行動が得意な日本人には
よく見られる行動パターンだと思います。
「なんで、そんなことをやんなきゃいけないの?」と疑問を持つのではなく、
「指示されたからやりました」的な。

そういう、頭を使わない人間が増えていくと
社会が悪い方向に堕ちて行ってしまうというのは分かります。

でも、本作のように、半分以上もの紙面を割いて
「アレがいけない」「コレがいけない」とダメな行動を列挙しなくても
もう十分、ダメなところは分かりましたから、どう変えるかの議論に早く進みましょうよ
と言いたくなってしまいました。

なんだか、著者の愚痴を延々と聞かされているような気分になり
途中で気が滅入ってきました。

で、解決策はというと、たぶん、こういう行動が身に付いちゃってる人には
無理ですよ・・・・・と言いたくなるような、啓発度の高い項目が並びます。
これを読んでいると、もう、人間は2種類に厳然と分かれるんだろうなと。
勝間的な人と、まじめな人と。

私は、やっぱり勝間的な人の方に入っていたいので(爆)、
これからも多分、勝間さんの本は気になるものがあれば読むと思いますが、
もう少し建設的な内容のものが良いなぁ。


まじめの罠 (光文社新書)まじめの罠 (光文社新書)
勝間和代

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