『戦国大名失敗の研究』
- 2017/04/02(Sun) -
瀧澤中 『戦国大名失敗の研究』(PHP文庫)、読了。

お気軽歴史モノのつもりで手に取ったら、
1章1章がガッツリ長くて、結構しんどい読書になりました。

武田勝頼を語るのに、いきなり『ゴッドファーザー』の話から始まるなど、
著者の変化球の味付けが、かなり濃い目についているので、
正直なところ、くどい感じがして、読みづらかったです。

お家の断絶や政権交代に陥ってしまったリーダーの判断について
「もし、別の選択肢を取っていたら・・・・・」という形で
分析を進めていく内容です。

何人かの人物について、著者はアレコレ分析をしてますが、
歴史において、「もしも〇〇していたら」という仮定で推理を進めるのは、
あまり意味がないのではないかなぁ・・・・・というのが、
私の最終的な感想です。

リーダーの判断1つが全ての原因だったわけではなく、
外部環境や内部の事情など、様々な要素が絡み合っての展開であり、
その積み重ねが歴史なのですから、
判断1つの因子を変更したところで、そう簡単に結果が類推できると思えず、
著者の遊びに付き合っているような感覚になってしまいました。

まあ、歴史好きな人にとっては、「もしも」を想像するのは
楽しい知的遊戯なのかもしれませんね。


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瀧澤 中

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