『生物多様性のウソ』
- 2017/04/01(Sat) -
武田邦彦 『生物多様性のウソ』(小学館新書)、読了。

COP10が開催されていた頃、
やたらとテレビから「生物多様性」とか「里山文化」とかいうフレーズが
溢れだしていましたが、「何で急にこんな議論になったの?」という疑問を感じてました。

で、本作は、その生物多様性の議論について論じています。

正直、著者が語る進化論とか個々の生物の生態の話とか、
雑な説明が多いので、引っかかるところはかなり多かったです(苦笑)。
13年ゼミのところとか、ロジックが良く分からない説明もありましたし。

ただ、生物多様性の議論が国際的に登場してきた経緯については、
そういう視点があるのね~という気づきがあった点では興味深かったです。
ま、それが正しい認識なのかは別途精査しなければいけませんが。

地球温暖化論と同じような不安定感を、
生物多様性の議論にも感じることができるのは、確かにそうだなと思いました。

そして、純粋に、環境を守ろう、自然を守ろうという、理想論というか
現実離れした議論にしてしまいがちな日本人と比較して、
自国の利益をきちんと追求しつつ、表立っては大義名分をかざす欧米のしたたかさを
理解するには面白いテーマだなと思いました。
これも、地球温暖化論と同じ臭い。

というわけで、生物学の観点では胡散臭さがありましたが、
政治学の観点では興味深かったです。


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武田 邦彦

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