『評決』
- 2017/03/12(Sun) -
バリー・リード 『評決』(ハヤカワ文庫)、読了。

アメリカの法廷モノということで、試しに読んでみました。

訴訟の内容は、妊婦の出産時における処置の妥当性。
植物人間状態になってしまった原告の弁護士が主人公です。

前半は、この主人公のキャラクターを描くことに重きが置かれており、
話が前に進んでいかないので退屈だったのですが、
法廷における尋問の掛け合いになると、
一気に緊張感が高まり、その熱に引き込まれました。

それぞれの陣営の作戦があり、
その作戦を円滑に実行していくための計画と、
相手の作戦を進めさせないための妨害術、
それぞれが入り乱れて、息もつかせない展開です。

判決の決め手となった証人については、
なんで、被告側が何の手も打たなかったのか、
その余裕綽綽ぶりには疑問を覚えてしまいましたが、
法廷での一撃としては非常に効果的なものでした。

最後、なんで判決の内容(数値のレベル)が、
あんなことになったのか良く分からなかったのですが
陪審員制度だと、そういうことにもなりうるのでしょうかね。

ネタバレしないように感想を書くのが難しいですね(苦笑)。

ポール・ニューマンで映画化もされているようで、
そちらも一度見てみたいですね。


評決 (1983年) (ハヤカワ文庫―NV)評決 (1983年) (ハヤカワ文庫―NV)
バリー・リード 田中 昌太郎

早川書房 1983-03
売り上げランキング : 545526

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『田舎の紳士服店のモデルの妻』 | メイン | 『イビサ』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/5137-4537ae15
| メイン |