『良寛』
- 2017/03/06(Mon) -
立松和平 『良寛』(学研M文庫)、通読。

近所のおじさんからいただいた本。
自分では買わなさそうな分野にチャレンジ。

が、やっぱり、興味がないとしんどいですね。
特に、上下巻物は。

良寛さんというと、名前は聞いたことがあるものの、
実際に何をした人なのか、どういう功績があるのか知りませんでした。
で、本作を読んでみたものの、結局、なぜ今の時代にまで名前が残っているのか
正直よくわかりませんでした。

寺にこもるのではなく、市井の中で自らが思う仏教の道を実践した人
ということなのでしょうが、目の届く範囲での社会との交流しかなく、
広い意味での日本社会に及ぼした影響というのが
本作では描かれていないので、歴史小説としても面白みに欠けるように感じました。

仏教者としてのあるべき姿の1つをここに見出すべきなのかもしれませんが、
そうすると、信心深い仏教徒でなければ、本作を楽しむのは難しそうです。

当時の社会における良寛の位置づけというのを描くのが難しいのであれば、
現在の社会にいる私たちから見て良寛の行動や思想をどう捉えれば良いのか、
もう少し小説の中で道筋を描いてほしかったなと、素人目には思います。


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