『果つる底なき』
- 2017/02/23(Thu) -
池井戸潤 『果つる底なき』(講談社文庫)、読了。

銀行の融資先とのトラブルを巡る死。
事故死なのか、他殺なのか。
同僚の銀行員が真相を探る・・・・・てな感じでしょうか。

銀行業務の根幹である融資と回収について扱っているので、
金融モノが好きな私にとっては、面白かったです。

ただ、死の真相については、
「そんな動機で、そんな立場の人が、人を殺すかいな?」というのが
私の個人的な感想です。
罪の重みと得られる利益がアンバランスな気がします。

副支店長も精神的に弱すぎで、
墓穴掘りまくりなところも、ちょっと銀行員らしくない。

だから、江戸川乱歩賞受賞とか言われると
非常に違和感を覚えてしまうのですが、
金融ビジネスの世界を久々に覗いて、
懐かしいなぁ・・・・・と感慨に浸るには手頃な作品でした。


果つる底なき (講談社文庫)果つる底なき (講談社文庫)
池井戸 潤

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果つる底なき (講談社文庫)池井戸 潤 ベストセラーとか日本のミステリーって興味がないんだけど(海外ミステリーは好き)、知人に貸してもらったので読んでみた。 銀行の専門用語とか難しい単語はあったけど、読みやすいので一気に読んでしまった。犯人捜しとか先が気になるのはぐんぐん読めてしまう。 でも人が死に過ぎ…。 土曜ワイド劇場みたいな男と女、お金、ちょっとホロリみたいな薄っぺらい感... …
2017/02/27 10:39  BookBook Blog ▲ top

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