『どこから行っても遠い町』
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- 2017/02/12(Sun) -
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川上弘美 『どこから行っても遠い町』(新潮文庫)、読了。
とある都心に近い町で繰り広げられる 1人1人の日々の生活を描いた短編集。 各章ごとの登場人物たちが緩やかに繋がっており、 小さな町での濃い人間関係を描写していきます。 最初の3つのお話ぐらいまでは、 この人はどんな人生を歩んでいるのだろうか?と興味津々で読んでいたのですが、 段々と興味が薄れていってしまいました・・・・・。 皆の生活が、狭い範囲でチマチマし過ぎているからでしょうか。 町の外の空気を吸ってみようとか、 今の生活を変えるための工夫をしようとか、 あんまり、そういう行動に出る人が居なかったので、 息苦しく感じてしまったのかもしれません。
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