『藤原新也の動物記』
- 2017/01/05(Thu) -
藤原新也 『藤原新也の動物記』(新潮文庫)、通読。

動物のお話ということで、軽い気持ちで手に取ったのですが、
正月のボケボケ頭には難しい内容でした。

牛、蛇、海豚、犬など、様々な動物が出てきますが、
どれも愛でる対象や恐れる対象としてではなく、
同じ空間に棲んでいる生のライバルとして存在しているような
突き放した硬い文章が印象に残ります。

特に、ロバについて語った文章は、
そのロバの悲哀というか、哀愁というか、愁訴感というか、
静かに迫ってくるものを感じさせてくれました。
荒野の背景も、ロバの悲哀を際立たせていました。

でも、やっぱり、読んでいて段々と疲れてきてしまいました。
生き物を見て、人生を考えるのは、
生vs生の意外と重たい思考活動になるようです。


藤原新也の動物記 (新潮文庫)藤原新也の動物記 (新潮文庫)
藤原 新也

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