『マネジメント信仰が会社を滅ぼす』
- 2016/12/29(Thu) -
深田和範 『マネジメント信仰が会社を滅ぼす』(新潮新書)、読了。

「マネジメント」ブームの昨今、
とにかく形から入って、制度、制度で縛り付けてしまう企業は
事業の自由度が下がって、勢いを失ってしまっているのではないでしょうか。

私も、金融会社でサラリーマンをしていたので、
一般企業よりも、ガチガチの管理を受けていたクチですが(苦笑)、
お客様の資産や個人情報を守るための管理は然るべきですが、
人事管理や業績管理が形式ばかり立派になって、
実績が追い付いていないというお粗末さ。
管理シートの作成だけで、相当な時間を奪われます。

オペレーションセンターの課長クラスが、
何十人といる部下の業績シートを作成するために
何日も業務から離れて書類作業をしている姿も本末転倒です。
その時間を、部下の面接に充ててやれば良いのに・・・・と思います。

というわけで、本作が指摘する、過剰なマネジメント信仰の弊害は納得できましたが、
しかし、その信奉者たちの心を変えさせるほどの新たな価値観が
本作で提言できていたのかというと、そこは疑問でした。
そこまでのパワーはないかな・・・・というのが、正直な感想です。


マネジメント信仰が会社を滅ぼす (新潮新書)マネジメント信仰が会社を滅ぼす (新潮新書)
深田 和範

新潮社 2010-12
売り上げランキング : 517721

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『犯罪小説家』 | メイン | 『未来力養成教室』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/5059-57ceabd6
| メイン |