『未来力養成教室』
- 2016/12/28(Wed) -
日本SF作家クラブ編 『未来力養成教室』(岩波ジュニア新書)、読了。

SF作家たちが、SF好きの子供たちに向けて書いたメッセージ集。

それぞれ、想定している子供の姿が異なるのか、
硬く熱い文章もあれば、軟らかい文章もあります。
が、これは多分、著者たちが、子供だった頃の自分に向けて書いた
メッセージなんだろうなと想像します。
つまりは、硬い文章の著者は、子供時代も理屈っぽく、
軟らかい文章の著者は、子供時代に物語との対話が好きだったんだろうなと。

そんな著者たちの子ども時代に思いを馳せながら、
私の好みだったのは、荒俣先生と夢枕先生のエッセイ。

荒俣先生はアメリカのSFの大家のもとを訪れたエピソードを
本当に嬉しそうに描いていますし、
夢枕先生は、なぜお話には終わりがあるのかという子供の頃の疑問を述べており、
「あぁ、そんなこと、私は考えもしなかったなぁ・・・・」と
真の物語好きの人の着眼点に感嘆しました。

同じSF作家という職業に就けども、
いろんな子供時代があるのだなと思い、
結局は、どんな人生を歩んできても、やりたいことをやれている人は
幸せなんだなと思い至りました。


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日本SF作家クラブ

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