『ふるさと紀行』
- 2016/12/14(Wed) -
三浦哲郎 『ふるさと紀行』(毎日新聞社)、読了。

地方を旅する旅行記。
オーソドックスな旅程を組んでおり、一般人が目にすることができる田舎の様子を
小説家の目で描写している面白さがあります。

ま、ところどころ、閉まっている建物を開けさせたり
休業中の施設を動かさせたり、有名人風を吹かせているところもありますが・・・・(苦笑)。

基本、ふと思い立って旅に出てみた・・・・・という感じなので、
休館日とか下調べをしていない突撃レポートになっているのですが、
昭和51年という時代は、調べようにも情報がなかった時代なのでしょうかね?
今だと、ネットとか、るるぶとか、何なりと手段がある時代ですからね。
時代の流れを感じました。

あと、行く先行く先で、三浦さん、結構、田舎のダメなところを
はっきり指摘していて、そこも興味深いです。
田舎特有の緩さというか、怠慢さというか、自分勝手さというか。
「それはビジネスマナーに反するでしょ」とか、「そんな怠惰な接客じゃ不快ですよ」とか
ときどき感じてしまうような田舎の人の適当さってありますよね。
親しさと馴れ合いをはき違えていると言えばよいでしょうか。

そこをピシャッと指摘しているので、読んでいて気持ちよかったです。

我が町、三重県も、南部地域が取り上げられていましたが、
日本一雨の降る町・尾鷲は、著者はご存じなかったようで、
関東の人からすると、三重県の存在感って、そんな感じなんでしょうね。


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