『県民性の人間学』
- 2016/11/01(Tue) -
祖父江孝男 『県民性の人間学』(新潮OH!文庫)、読了。

時間つぶし程度のつもりで買ってきたのですが、
面白くて一気読みでした。

各県の県民性を、経済データや意識調査、歴史上の人物の偉業から
解説していくというスタイルはオーソドックスなのですが、
多くの同様の著作が、結果の羅列で終わってしまうのに比べて、
本作は、なぜそのような県民性が凝縮されることになったのかという
原因分析をしており、そこが興味深かったです。

また、県内でも地域によって性格が分かれるところも
きちんとフォローしており、その県の方にとっては納得性が高かったのではないでしょうか。

我が三重県は、やはりランキングの上にも下にも出てこない
平凡さが県民性とされていて、悲しくも納得してしまったのですが、
東海地方に入るか、近畿地方に入るかという話題にも触れており、
こんな議論がなされるのは全国でも三重県だけという特徴が
良く表れており、面白かったです。

紹介されているデータの中で、
NHK放送文化研究所が行った「全国県民意識調査」が、
面白い切り口の設問が多く、この本でも、それを上手く解説に活用しており、
調査結果をもっと読んでみたいと思いました。
・・・・が、有料冊子で販売されているようで、WEBで無料では読めず、残念。


県民性の人間学―出身県でわかる人柄の本 (新潮OH!文庫)県民性の人間学―出身県でわかる人柄の本 (新潮OH!文庫)
祖父江 孝男

新潮社 2000-12
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