『神も仏もありませぬ』
| ||||
- 2016/09/13(Tue) -
| ||||
佐野洋子 『神も仏もありませぬ』(ちくま文庫)、読了。
著者の名前は知らず、タイトルと表紙のイラストで買ってきました。 クスクス笑えるお気楽エッセイなのかな?と。 さて読もうかな・・・・と思って著者紹介を見てみると、 『100万回生きたねこ』の作者さんとのこと。 そうか、あの絵本の!私が何度もお母さんに読んでもらったあの絵本の! で、エッセイを読んでみると、60歳を過ぎた著者の 北軽井沢での日常などを描いており、笑えるお気楽エッセイとは違ったものの、 ふふふと楽しい気持ちになる、へんちくりんなご近所さんがたくさん登場し、 気持ちの良いエッセイでした。 自然とともに生きることを、「自然の中で生きるんだ!」と肩ひじ張るのではなく、 穏やかな心境で自分の思うように暮らしていたら 結果的には自然を感じながら日々を過ごせています・・・・という大人な生活の 姿勢を身に付けている人ばかりで、素敵だなと思います。 読み終わった後にWikiで著者のことを調べたら、 すでにお亡くなりになってたんですね。 お母様、大丈夫だったのかな?と心配してしまいました。
![]()
|
||||
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/4967-7f899a73 |
| メイン |
|