『戦国の群像』
- 2016/08/17(Wed) -
小和田哲男 『戦国の群像』(学研新書)、読了。

冒頭の戦国大名と国人領主の違いというテーマが
時代の変わり目を端的に表していて、興味深かったです。

それまでの封建制度における官僚的な組織の動きから、
能力主義の個人の動きへとダイナミックに変わっていき、
しかも、それが国盗りという側面だけでなく、
国造りや人民平定にも如何なく発揮されたというところが、
この時代の面白さですね。

また、百姓というものは、農民を指すわけではなく、
農民、漁民、猟民を幅広く指す言葉であったにもかかわらず、
幕府の政策の偏りから次第に百姓=農民となっていったなど、
面白い話もいろいろありました。

後半は、だんだん話が地味になっていった印象ですが、
歴史への興味を膨らませるには良い本なのではないでしょうか。


戦国の群像 (学研新書)戦国の群像 (学研新書)
小和田哲男

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