『おくのほそ道(全)』
- 2016/08/08(Mon) -
ビギナーズ・クラシックス 『おくのほそ道(全)』角川ソフィア文庫、読了。

タイトルだけは日本人誰もが知っている『奥の細道』。
でも、内容については、俳句の紀行文ということぐらいしか知りません。
「ビギナーズ」というところに惹かれて読んでみました。

各町々について、まず、現代語訳があり、
続いて原文があり、解説文が付き、時々コラムも入るという構成です。

現代語訳から入るので、頭に内容が入りやすいです。
そこから原文に戻ると、「あ、この文章聞いたことがある、そういう文脈だったのか」という感覚に。

解説も、単なる文章の解説だけでなく、
文章には表れていなその前後の流れから説明を加えており、
場面がイメージしやすくなっています。

そしてコラムでは、芭蕉忍者説など、信憑性が?の話題も含めて
お気楽な内容を読むことができ、硬軟絡めて『奥の細道』が楽しめます。

で、肝心の俳句ですが、
「あ、これ知ってる」「ぁ、これも知ってる」というように、
特に俳句の世界に興味がない私でも
知っている句がいくつもあるというのは、さすが俳諧のキングです。

そして、紀行文の方も、かなり緻密に構成されたものなのだということが
本作の解説で理解できました。
研究対象として非常に興味深い人物なんだなということが
よく分かりました。


おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
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