『徳川将軍家十五代のカルテ』
- 2016/07/16(Sat) -
篠田達明 『徳川将軍家十五代のカルテ』(新潮新書)、読了。

徳川幕府の15人の将軍の治政について評価を下すという意味での「カルテ」かと思い
読み始めたら、まさに医療としての「カルテ」の意味でした(苦笑)。

いつもの、ドカ買いでの思い込み購入ですが、
しかし、本作は、「カルテ」として非常に興味深かったです。

医師である著者が、徳川幕府の15人の将軍のお墓の調査結果や
当時の人々が記録した内容を踏まえて、各将軍の健康度合いや死因について
推定しています。

当時の最先端の医療を受けていたはずの将軍ですが、
持病をコントロールするのに苦労したり、
医療知識や医療技術の問題で惜しい命を失ってしまったり。

突然の死に治政が激変したり、
病弱さから次期将軍の派閥争いが起きたり、
健康問題は歴史の転換点に直結するんだなということが実感でき、
非常に面白かったです。

著者は小説も書いており、
直木賞候補にもなっているようなので、また挑戦してみたいと思います。


徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)
篠田 達明

新潮社 2005-05
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