『戦前昭和の社会』
- 2016/06/21(Tue) -
井上寿一 『戦前昭和の社会』(講談社現代新書)、読了。

昭和初期の大衆の暮らしに着目し、
太平洋戦争に突入していく日本社会の様子をあぶり出した作品。

視点は面白いなと思ったのですが、
様々な事象を扱っているため、
やや広く浅くになってしまった感じを受けました。
もう少しテーマを絞って深堀しても面白かったかなと。

でも、真珠湾攻撃の直前まで銀座の町は
富裕層の楽し気なショッピングが行われていたとか、
モンペ一つとっても、おしゃれさを競うような面があったとか、
私たちが「戦争」という言葉で勝手にグレー一色で塗り固めてしまっている印象とは違って、
戦争に向かっている最中でも、その当時に活きる人々にとっては
楽しい瞬間や明るい瞬間があったのだなと思いました。

庶民って、強いんだなということを再認識しました。


戦前昭和の社会 1926-1945 (講談社現代新書)戦前昭和の社会 1926-1945 (講談社現代新書)
井上 寿一

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