『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
- 2016/05/30(Mon) -
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』

キューバ音楽の知識なんてゼロなんですが、
知人に誘われて鑑賞会にお邪魔しました。

キューバでも忘れ去られたミュージシャンたちが、
ドイツ系米国人ギタリストの旗振りで
再集結した様子を収めたドキュメンタリー。

バンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の各メンバーたちの
生い立ちについての短いインタビューと、セッションでの姿を
順番に見せていくという非常にシンプルな作りです。

各ミュージシャンのことを知らないため、
純粋に、場面場面で流れてきた音楽に耳を傾け、
気に入ったシーンを楽しむことができました。

私がハッとしたのは、ピアニストのルベーン・ゴンサーレス。
1919年生まれという高齢でありながら、
そのピアノは生き生きと躍動的です。

舞台でのピアノが素敵だったのはもちろんのこと、
インタビューの際に、まだ小さい少女たちのバレエ教室の片隅で弾くピアノが
とても印象に残りました。
女の子たちが、ピアノの周りに集まって、本当に楽しそうにしており、
ピアノの音に自然と体が反応している感じでした。
音を楽しむって、こういうことなのかなと。

そして、本作の中で見られる様々なキューバの風景にも惹かれました。
町の雰囲気は貧しくボロボロの建物が並ぶ中に、植民地時代の豪華で堅牢な建物があったり、
中高年でも原色系の派手な服装に身を包みながらも、ステージではスーツにタイだったり、
大人たちが街中を用事もなくブラブラしている退廃的な雰囲気を醸し出しつつも
子どもたちは明るく元気にはしゃいでいたり。

不思議と、そのアンバランスさが、アンバランスに感じないというか、
キューバらしさなのかなと腑に落ちる感じ。

今日は、異文化体験をしたような気分です。


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