『銀座開化おもかげ草子』
- 2016/04/28(Thu) -
松井今朝子 『銀座開化おもかげ草子』(新潮文庫)、読了。

お初の作家さんです。
直木賞受賞作家ということで、とりあえず100円で見つけたものを読んでみたのですが、
イマイチ刺さってきませんでした。

思わせぶりな感じで、主人公の背景に関わる情報を小出しにしながら話が進んでいくので、
前半は正直読みづらかったです。

明治の大きく生活が変化していく様子を
市井で生きる人々の生き生きとした様子や、キリスト教の表立っての布教などで
小説の中に盛り込みながら、日常の事件を追っていく主人公。

事件の謎ときとしては緊張感がなく、
明治という時代を描くには、事件の存在がちょっと邪魔だったりして、
中途半端な印象を受けました。

連作短編集としてよりも、長編としてどっしりとこの時代の市井を描いてほしかったなぁと
感じてしまいました。


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松井 今朝子

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