『国境の女』
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- 2016/04/14(Thu) -
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夏樹静子 『国境の女』(徳間文庫)、読了。
まもなく帰国するはずだった米国駐在の夫が かの地で刺殺死体となって見つかった。 現地に飛んだ妻は、夫の女性関係を知らされ・・・・・。 序盤は、この夫と不本意な結婚をすることになった 主人公の女性の気持ちを丁寧に書いていたのに、 殺人事件が起こってからは、淡々と状況の描写が続くようになってしまい、 主人公が、夫の知らない一面を聞かされたときの心理描写とかが 置き去りになってしまっているような印象でした。 事件の真相も、真相の方から表に出てきたような感じで、 謎解き感も中途半端。 大味な読書となりました。
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