『アメリカ居すわり一人旅』
- 2016/03/31(Thu) -
群ようこ 『アメリカ居すわり一人旅』(角川文庫)、読了。

女子大学生が「アメリカに行きたい!」という一心で
貧乏暮らしをしてお金を溜め、留学でもインターンシップでもなく
ただただアメリカに居座るというエッセイ。

無目的にアメリカに渡って、数ヶ月ホテル暮らしをしてしまうという行動が
なんだかバブル期の日本人の浮かれ具合を表しているかのように
失われた10年世代の私は感じてしまいました。

アメリカでやっていたことと言えば、
ホテルに泊まり、ホテルの部屋と近所でぼーっと過ごし、
お金がなくなったら下着メーカーでサンプル試着のバイトをするという
正直、何の生産性もないような日々です。

そんな日々を、特に深く追求するわけでもなく、大きな不満を持つこともなく、
素直に受け入れて、時期が来たら帰国するというお話で、
深みはないですが、群ようこさん独特のユーモアがあり、サクサク読めます。

この読書から何を得るんだと言われると難しいですが、
あまり難しく考えずに、「アメリカに行きたい」と思ったら
お金を溜めて渡米してしまえばいいんだというシンプルな行動様式もあるんだということを
学んだような気がします。


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群 ようこ

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